「顎関節症といわれて治療を受けてますが、なかなかよくなりません」と訴えてくる方が時々おられます。顎の不k具合やかみ合わせが気になるようなら、まず鍼灸治療を受けてください。
顎の筋肉の緊張や左右の歪みが原因の違和感を訴えて、歯医者さんを困らせている方には、まず鍼灸院での調整を優先することをお勧めします。
案外多いんですよ。
歪んだ顎関節の状態で、噛み合わせの調整をしても調整しきれるものではありません。まず土台の口腔を構成する関節の過緊張を解放した後でなら、歯科のかみ合わせ調整をお願いするのもいいかもしれません。が、私の見るところ、患者さんの違和感は鍼灸治療で解消するのは普通です。
新しいメガネの調整も同じことが言えます。まず鍼灸で体を整え、その上で遠近乱視等の調整をお願いしてください。狂った身体のままで新しい眼鏡を合わせると、狂ったままの調整となり、再び調整しなおす羽目になりかねないのです。